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トヨタ陥落 14年度の世界自動車販売台数トップがVW(フォルクスワーゲン)に その差は3万台
2015年5月7日 6時0分 ビジネスジャーナル
トヨタ自動車が、中国とメキシコへの工場新設を決定し、2013年4月から凍結してきた工場新設を解除した。
世界販売台数が1000万台を超え過去最高益となっても「意思ある踊り場」(豊田章男社長)と位置付け、原価低減や商品力の向上に力を入れてきたトヨタ。
しかし、急成長を続ける独フォルクスワーゲン(VW)の影が確実に迫ってくる中、トヨタも工場新設の再開を決断せざるを得なかった。
「このままだと間に合わない。VWに抜かれるのは時間の問題」(トヨタ幹部)――。トヨタが工場新設を正式に発表してから1週間後、トヨタが抱いていた危機感が現実となった。
14年度の世界販売台数で、トヨタはVWに世界トップの座を明け渡した。
トヨタの14年度のグループ世界販売台数は前年比0.3%増の1016万台だったのに対して、VWは同3%増の1019万台と3万台差でトップとなった。
14年暦年ではVWの1014万台に対してトヨタが1023万台と9万台の差があったのが、トヨタはあっさりと抜かれた。
工場新設を凍結しているトヨタが、中国や中南米で積極投資を続け、生産能力を増強してきたVWに世界トップの座を奪われるのは時間の問題とみられていたが、それが現実となった。
●工場新設凍結の弊害
トヨタは2000年代前半、世界中に工場を相次いで立ち上げ、毎年50~70万台分の生産能力を増強してきた。
しかしその後、08年のリーマンショックを機にした世界的な金融危機で新車需要が激減すると、トヨタは大量の余剰生産能力を抱えることになり、09年3月期には赤字に転落した。
その後、東日本大震災やタイの洪水などでも減産を余儀なくされたものの、生産台数と業績は確実に回復してきた。
それでも、過去の工場新増設による規模の急拡大が「制御不能の業績悪化」につながったとの反省に立ち、13年4月から工場新設の凍結を打ち出した。
しかし、既存工場の稼働率はグローバル全体で90%を超えている中で、全社一律での工場新設凍結には弊害も目立ち始めた。
日産自動車やホンダをはじめ、世界中の自動車メーカーが工場を新増設しているメキシコは、さながら「中米のデトロイト」となっている。
安い賃金を武器に低コストの新車を生産し、米国市場などに価格競争力の高い新車を輸出している。
トヨタは今回メキシコ進出を決定したが、生産開始は19年からで、出遅れ感は否めない。
今回、工場新設を決めた中国も同様だ。トヨタの中国にある工場の合計生産能力は年間103万台。
このうち、14年に現地生産したモデルの販売台数は95万台だった。
14年、トヨタにおける新車販売台数は103万台と過去最高で、現地生産能力が今後不足するのは確実だ。
トヨタは広州市に17年稼動予定の新工場を建設する計画だが、生産能力は年間10万台で「規模としては不足気味」(業界筋)との見方もある。
●容易ではないVWへのキャッチアップ
トヨタは今回の工場新設再開に当たり「ただ単に規模を拡大するつもりはない」(トヨタ幹部)としている。
メキシコ、中国ともに新工場は伸縮自在ライン、床置き可能な小型設備のほか、コンパクトな塗装ブースなど、革新的な生産技術を盛り込み、
「単なる量を求めた工場づくりから、競争力のある新しい工場づくりに発想を転換する」(同)。
こうした転換によって工場の建屋や設備を中心とする初期投資部分は、08年当時と比較して約40%低減できるという。
しかし、メキシコ新工場は生産能力が年間20万台規模に対して総投資額は約10億ドル(1200億円)。
工場を新設する国や地域によって大きく異なるものの、一般的に同規模工場の投資額が700億円前後とされている中で、投資額は巨額で効率が高いとはいい難い。
メキシコ進出を先送りしていた間に「インフレが進んだ」(トヨタ幹部)としているが、進出に出遅れたことによるマイナスは大きい。
VWの迫る影におびえ、巨額投資に踏み切るトヨタ。しかし、中国新工場の立ち上げが17年、メキシコが19年になる。
中国での生産能力を増強しているVWは今後も世界販売台数を着々と増やしていく見通しで、トヨタを引き離しにかかるとみられ、これをキャッチアップするのは容易でない。
工場新設凍結の経営判断が、今後問われることになりそうだ。
(文=河村靖史/ジャーナリスト)
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/10083905/
引用元: ・【企業】トヨタ世界一陥落、VWにおびえ“遅きに失した”巨額投資 工場新設凍結の代償
トヨタは、儲けた金を使って、センスの良いデザイナーを育てないと、来年は
三位になるだろうね。
正直、幾ら中身が良くともトヨタデザインじゃダメ。
別にずっと1位で居続ける必要ないでしょ
結果論でゴチャゴチャ言っても意味ないだろ
あんまり信じられないなあ・・・・
日本でいるとそんだけ不景気に居るってことか
販売台数は、伸びる。
やっぱVWのゴルフの方が趣味にあう。
トヨタは中国に前のめりになってなかったけどよかったんじゃないか
販売台数より利益率の方が大事でしょう
工場がとかよりデザインが問題のような気がする
ディーゼルやダウンサイジングターボも
この世の終わりのように書かれましても・・・
重要なのは品質だろうが
朝鮮企業じゃあるまいしw
心配いらないでしょ。
どっちも、先なんかねえんだからw
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コメント
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コメント (8)
アメリカに次いで2位の自動車市場の中国でVWとGMが2強、トヨタは振るわない。
なんでビューイックがそんなに人気あるのか不思議なところ。
VWとGMは中国次第でリスクは高い。
これら3大メーカーは守りの姿勢にならざるを得ず、自動車好きにとって製品の面白味はどれもないんじゃないの?
こういう争いに、メーカー自ら解る人だけ買ってくれたらと
アホな言い訳をしている、場違いなマツダをあげているオタが本当にキモいw
暦年ベースじゃなくてVWが勝ててる期間ベース取り上げてるだけ
この勘違いボケ記事
後になってから晒すことになるけど文句ないよね
自称ジャーナリスト河村靖史 Business Journal
年に一回くらいトヨタ終了の記事出るよね
くだらねー事気にしてどうすんだ
ワーゲンなんて、大量のブランド買収してきた企業と比べられてもねぇ
トヨタも大量ブランド持ってんじゃん
なに言ってんの?
フォルクスワーゲンは近いうちに経営が悪化します。
フォルクスワーゲンの販売台数が増えた理由は、中国市場で売れたという一つの成功と、傘下に収めた自動車会社の販売台数を足したものでしかないからです。これから、中国の経済が破綻する、不景気に突入する時代に、逆行するように中国に数兆円規模の投資を進めています。過去に、トヨタがアメリカに過剰な投資をした後、リーマンブラザーズが破綻し、不景気によってトヨタが失速した時と同じ事が起こるでしょう。また、長い目で見て、これから中国に変わる市場として、インドネシア、インド、ロシア、その先には中東やアフリカの経済発展の事を考えると、とてもフォルクスワーゲンがトヨタを上回るとは思えません。