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リコールが発生したタカタ製のエアバッグのまとめ 日産・ホンダ・トヨタ・マツダ・BMW・ダイハツなど各メーカー車種ごとの対応も

エアバッグ

最近話題のタカタ(TAKATA)って?

東京都の港区に本社を置く、日本の大手自動車部品メーカー。
タカタ製のエアバッグは全世界のエアバッグのシェアの20%を占め、スウェーデンのオートリブ社に次いで世界で第2位。
日本の大手自動車メーカーの全社でエアバッグの採用実績がある。

創業者の高田重一郎氏(現在は死去)は米誌フォーブスの富豪ランキングにも載るなど「エアバッグの帝王」とも呼ばれた。
現在は、自動車部品大手ボッシュの日本法人社長を務めたステファン・ストッカー氏が社長を務める。

タカタのエアバッグでどのような事故が起こった?

エアバッグが作動した際に、
インフレーター(エアバッグを膨らませるためのガスの発生装置)と呼ばれる部品の破片が飛び散り
その破片が運転手の体に突き刺さって死亡するという事故が発生した。

2014年7月27日 マレーシアで同型のエアバッグを搭載する2003年モデルのホンダ「シティ」が衝突事故を起こした際に上記の事故が発生

そのような欠陥・不具合が生じた原因は?

ホンダと国土交通省の説明によると、
「アメリカ・ジョージア州にあるタカタのラグランジェ工場で製造されたエアバッグは、
ガス発生剤の湿度管理が悪かったため、インフレ―ター内部での圧力が異常に高まり、

  • エアバッグの作動時にインフレ―ターが破損して破片が飛び散る可能性がある。
  • 出火する可能性がある。

とのこと。

問題となっているインフレ―ターは現在から約10年前、タカタのラグランジェ工場で2001年1月から2003年11月までの約2年間製造されていた。
つまり、その時期に発売された多くの自動車がこのリコールに関わる可能性がある。

アメリカで作られたエアバッグって言ってるけど、日本の車も不具合あるの?

タカタはエアバッグをめぐる問題で、日本国内でも254万台の自動車のリコール(回収・無償修理)を届け出ている。

どんな時にエアバッグの不具合は生じやすい?

高温多湿の環境で放置されていた場合、今回の事故は起こりやすいとされている。

今回の欠陥にはどう対処すればいい?

速やかに自分の車がリコール対象になっていないか調べる
 ↓
対象車種の場合はすぐに販売店に持ち込みましょう。

各自動車メーカーのホームページ上から車体番号を検索する事でリコール対象かどうかを調べることができます。
(※:ホームページのURLはこのページの下に記載)

日本国内でリコール対象になった自動車約254万台のうち、問題のエアバッグがあるのは
・助手席用が約236万台
・運転席用が約18万台
と発表されているので、修理にいくまでは余り助手席に人を乗せないようにしましょう。

2001年初頭~ 欠陥のあるエアバッグの出荷が行われる
2009年 米オクラホマに自動車事故で、
タカタのエアバッグの危険性が叫ばれ始める。
2013年4月 世界中でトヨタなど自動車大手4社がリコールを開始
2014年6月~ 世界で大手6社がリコールに。
トヨタがリコール範囲を拡大。
日産自動車がリコールを開始
2014年10月 アメリカ運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)が、
消費者に直ちにリコールに応じるように声明を出す。
2014年11月10日 日産自動車がリコール範囲を拡大
2014年11月13日 ホンダがリコールを開始
2014年11月18日 アメリカ運輸省高速道路交通安全局がリコール対象を全米に広げるようタカタに指示

(追記)
2014年11月25日、ホンダが死傷事故情報の一部をアメリカ当局に報告していなかった問題で、
日本国土交通省は25日、日本国内で同じような報告漏れがないか調べるとともに、原因を究明するよう指示した。

(追記2)
2014年11月26日、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)はタカタに対し、運転席用エアバッグのリコールの対象地域を12月2日までに全米に広げるよう求める書簡を送った。
その内容は、リコールを実施しない場合、「民事制裁金(日本の課徴金に相当)を科す可能性がある」という警告で、
全米を対象とするリコールを事実上強制した。

(追記3)
12月3日、上記のNHTSAの要請を受けて、クライスラーグループが声明の中で「米国7州と、周辺5地域に、タカタ製のエアバッグインフレーターの不具合によるリコールを拡大する」と発表。
同地域で発売されたおよそ14万9150台のピックアップトラック「ラム」(2003年モデル)が対象となる。

同日、フォードモーターも追加リコールを発表。
米国でおよそ3万8500台を追加し、タカタ製エアバッグ関連のリコール台数をおよそ9万8000台に拡大した。
リコールの対象車種は、レンジャー(2004~2005年モデル)、フォードGT(2005~2006年モデル)としている。

(追記4)
2014年12月5日、ホンダが調査を目的に全米で行う追加のリコールの規模がおよそ300万台に上るという見通しを明らかにした。
(12月5日現在では日本で同様のリコールを行うかは未定)

リコールの範囲・対象となっているメーカーは?

2008年以後リコール対象となった自動車は全世界で1400万台、5件の死亡事故に関係があるとされている。

最初にリコールの対象になったのは

最初の時点では、「事故はフロリダ、プエルトリコなど高温多湿の地域に限定される」とされており、
この地域を対象に、10の自動車メーカーが800万台のリコールに応じてきた。
この時点でアメリカで780万台がリコール対象となっている。

その後日本の企業では、

  • トヨタ
  • 日産
  • ホンダ
  • マツダ

の自動車大手4社が2013年4月、タカタの米国工場とメキシコ工場の品質管理が不十分だったとみて、2001~2002年頃に両工場で生産されたタイプのエアバッグの搭載車を中心に、世界で合計約340万台のリコールを行った。

2014年11月18日のリコール対象拡大以降に対象になったメーカー

さらに400万台がリコール対象に追加。
(ホンダ、クライスラ―、マツダ、BMW、フォード)

タカタ製エアバッグの欠陥への対応で問題となっている点

1.ホンダがエアバッグの欠陥に対応するのが遅すぎた・隠ぺいの可能性も

2014年11月20日、アメリカの議会上院で開かれた公聴会で、
2013年にホンダのシビックをフロリダで運転中事故に遭い、右目に大けがをしたエルドマンさんが証言。
エルドマンさんは、ホンダの車に設置されたタカタのエアバッグの不具合で大けがを負ったとしたうえで、
「ホンダには販売店にリコールを正確に伝えなかった責任がある」
「彼らは私が事故にあうはるか前から、(エアバッグの)不具合を知っていたが、私に伝わったのは事故のあとだ。到底許すことができない」
「タカタやホンダは証言に答えただけで行動していない。対応を完全に終えるまで私は決して納得しない。問題のある自動車を今すぐ路上から取り除き、安全を確保してもらいたい。私のような事故でドライバーの信頼を裏切るようなことは直ちに無くしてほしい」
と主張。

⇒すなわち、ホンダがリコール対象とした車種の範囲が狭すぎた、という主張。
⇒欠陥のあるエアバッグを搭載した車が最初にリコール対象とした車以外にもあるのに、分かっていながら放置したことにホンダの責任がある可能性

⇒また、死傷事故とエアバッグの因果関係を報告していなかったと問題になっている。

2.10年以上前に製造された自動車も多いため、今回のリコール騒動を知らない人が多い = 回収・修理ができない

アメリカの運輸省高速道路交通安全局がリコールに直ちに応じるように声明を出しているが、
リコールの範囲が広いこと、古い中古車も含まれるために思うようにはリコールが進んでいない。

国内でリコールの対象となっている車種・メーカーは?

現時点で対象となっているメーカーは、トヨタ、日産、マツダ、ホンダ、スバル(富士重工業)、

※各自動車メーカーのウェブページから車体番号を打ち込むことで、その車種がリコール対象かどうかを確認できる※

各メーカーのタカタ関連のリコール対象車種

トヨタ
(TOYOTA)
約101万台
  • カローラ:2000~2003年製造分
  • カローラランクス:2000~2003年製造分
  • カローラフィールダー:2000~2003年製造分
  • アレックス:2000~2003年製造分
  • アルファードG:2002年~2003年製造分
  • アルファードV:2002年~2003年製造分
  • イブサム:2001年~2003年製造分
  • オーパ:2002年~2004年製造分
  • ガイア:2001年~2003年製造分
  • ソアラ:2001年~2003年製造分
  • ノア(NOAH):2001年~2003年製造分
  • ヴォクシー(VOXY):2001年~2003年製造分
  • ブレビス:2001年~2003年製造分
  • プロボックス(PROBOX):2002年~2003年製造分
  • サクシード(SUCEED):2002年~2003年製造分
  • マーク2(MARKⅡ):2000年~2003年製造分
  • マーク2ブリット:2001年~2003年製造分
  • ヴェロッサ:2000年~2003年製造分
  • WiLLサイファ:2002年~2003年製造分
  • WiLLLVS:2001年~2003年製造分
  • ヴォルツ:2002年~2004年製造分
  • RAV4J:2003年7月28日~同年8月19日製造分
  • RAV4L:2003年7月28日~同年8月19日製造分
  • ヴィッツ(Vitz):2002年12月19日~2004年3月3日製造分
日産自動車
(NISSAN)
  • キューブ(CUBE):2000年~2002年、2008~2012年
  • マーチ:2010年~2012年製造分
  • エクストレイル(XTRAIL):2000年~2003年製造分
  • リバティ:2001年~2003年製造分
  • ブルーバードシルフィ(BLUEBIRD SYLPHY):2001年~2003年製造分
  • セフィーロ:2001年~2002年製造分
  • ダットサン:2001年~2002年製造分
  • キャラバン(CARAVAN):2001年~2004年製造分
  • サファリ:2002年~2003年製造分
  • ティアナ:2002年~2003年製造分
マツダ
(MAZDA)
  • RX-8:2003年製造分
  • アテンザ(ATENZA):2002年~2003年製造分
ダイハツ
(DAIHATSU)
  • ミラ:2002年12月2日~2003年5月28日製造分
ホンダ
(HONDA)
  • ストリーム:2000年~2003年製造分
  • インスパイア(Inspire):2001年~2002年製造分
  • セイバー:2001年~2002年製造分
  • ラグレイト:2001年~2002年製造分
  • モビリオ:2001年~2003年製造分
  • モビリオスパイク:2002年~2004年製造分
  • ザッツ(That’s):2002年~2005年製造分
  • アコード(ACORD):2002年~2004年製造分
  • アコードワゴン:2002年~2004年製造分
  • シビックフェリオ(Civic ferio):2000年~2003年製造分
  • シビックハイブリッド(Civic Hybrid):2001年~2003年製造分
  • シビックGX:2001年~2003年製造分
  • CR-V:2001年~2003年、2011年~2014年
  • フィット(FIT):2001年~2003年製造分
  • フィットアリア:2002年~2008年製造分
  • エレメント:2003年製造分
  • MDX:2003年製造分
BMW
  • 316ti:2001年~2004年製造分
  • 318ti:2001年~2004年製造分
  • 318i:1999年~2005年製造分
  • 318Ci:1999年~2006年製造分
  • 318iツーリング:1999年~2005年製造分
  • 320i:1999年~2004年製造分
  • 323i:1999年~2000年製造分
  • 325i:2000年~2004年製造分
  • 325iツーリング:2000年~2005年製造分
  • 328i:1999年~2000年製造分
  • 328Ci:1999年~2000年製造分
  • 330i:2000年~2004年製造分
  • 330Xi:2001年~2004年製造分
  • 330Ci:2000年~2006年製造分
  • 330Ciカブリオレ:2000年~2006年製造分
  • M3:2001年~2006年製造分
  • M3CSL:2003年製造分
  • M3カブリオレ:2001年~2002年製造分
スバル
(SUBARU)
  • レガシィ:2003年4月~04年2月製造分

※三菱自動車、スズキは国内では今回のリコール対象車種はありません。
アメリカでは三菱の「ランサー(2004年-2005年モデル)」(日本名:ランサーセディア)が対象になっています。

参考・引用: タカタ製エアバッグ欠陥でリコール、米で波紋

参考・引用: エアバッグ世界シェア20%「タカタ」品質問題で揺らぐ世界の自動車業界…GMに続く巨大リコール、自動車市場にかつてない危機感

参考・引用: タカタ製エアバッグ、リコール全米に拡大1000万台超 “あらゆる措置を講じる”と米当局

参考・引用: エアバッグ問題 タカタとホンダが公聴会で謝罪

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