ビー・エム・ダブリュー株式会社は5月14日（木）、デザインを一新し、動力性能を高めた新型「1シリーズ」を発表した。

BMW 1シリーズは、2004年に同社初のコンパクトモデルとして初代モデルが登場。
これまで10年間では、世界で200万台以上、日本でも7万台以上が販売された。
また、1シリーズはBMW全体の販売台数において、中核モデルである「3シリーズ」に次ぐ2番目の台数を誇るモデルで、
BMWブランドにとっては、新規顧客獲得のキーモデルに位置付けられている。

今回、新型1シリーズは、新世代のBMWデザインを採用してスタイリングを一新。
シャープな印象を与えるフロントヘッドライトやフロントフェイスの存在感を主張するキドニーグリル、
ワイドなスタンスを強調するL字型リアコンビネーションライト、ダイナミックな佇まいを強調するフロントエプロンとリアスカートなど、
スポーティかつ洗練されたデザインとした。

また、搭載する直噴ターボエンジンの動力性能を向上させ、それぞれ最高出力を6ps高めた。

その結果、1.6リッターエンジンを搭載する「120i」は177ps、3リッターエンジンを搭載する「M135i」は326psを発生する。

さらに装備面では、「iDriveナビゲーションシステム」や「8.8インチコントロールディスプレイ」などを新たに採用したほか、
安全装備としては、歩行者検知機能付きの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」や、
夜間や日中の悪天候の中でも優れた視認性を提供する「LEDヘッドライト」などを新たに標準装備している。

販売価格（消費税込）は、デザインを一新し、標準装備を充実させながらも、
エントリーモデルの「118iスタンダード」は300万円を切る298万円という戦略的な価格設定とした。発売開始は5月23日（土）からとなる。

http://autoc-one.jp/bmw/1_series/launch-2191420/